音源制作に於ける、マスタリングという工程を始めて知ったのは、確か90年代の半ばぐらいだったと思います。
マスターを作る、、マスタリング、、「それってもうプレス工場の仕事じゃん」と最初思いました。
でも海外では、マスタリング専門のスタジオがあって、有名エンジニアが手掛けるCDはやっぱり迫力が全然違っていて、
一体どうやったらこんな音圧が出せるのかと不思議でした。
その後、プラグインソフトの発達のお陰で誰でもマスタリングが可能になり、アマチュアの方の音源でもそれなりの音圧を
入れたCDを耳にする機会が増えていきました。
中には、上がらない音圧を無理矢理上げようとして、なんか可哀想な事になっている音源もありますが、。
個人的には、小さい音の部分もあった方が、より音楽的だと思いますけどねえ。
扱う音源によってマスタリングのアプローチは全然変わってくるので、こうすれば完璧、というのは実はないんですが、
敢えて言えば、一気にレベルを稼ごうとせず、色々なプラグインを使ってちょっとづつ上げていくといい結果が出せる
かもしれません。