王国商店街ストーリー

王国商店街ストーリー

多くの冒険者や観光客が訪れるイシュワルド王国の大都市イシュワルド。
主人公・ソフィアはこの街で育った教会のシスターですが、悩みがひとつありました。
それは、今、この世の中が世界的な不景気に陥っていること…
高騰する物価、倒産する企業…
庶民の生活は苦しくなるばかりで、やがて職を失い、飢えてしまう現実がそこにはありました。
また、多くの難民がイシュワルドへと流れてくるのです。
なんとかして尊い命を救いたい…
そして日夜、教会の門を叩く人たちの姿を見て、彼女はこう思うのでした。

教会へ来られる皆様は生活が苦しく、働き口も無ければ明日食べるものも無いと聞く…
なんとかして私が彼らに職を与える場を提供できれば、彼らの生活も…

教会の近場には教会が所有する土地がありました。
教会の司祭・カルマはソフィアと同じことを思い、この土地を使い、商店街を作ることにしました。
この街にお店を誘致し、みんなに働いてもらい、街を活気づかせようとしたのです。
そして、その土地の運営をソフィアに任せることにしました。
もちろん、ソフィアに断る理由はありません。

『王国商店街!働きたい人どなたでも歓迎!皆様のお仕事にご協力させていただきます!』

ソフィアは看板を建てると深く眼を瞑り、街の明るい未来と平和を空へお祈りするのでした。